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読売旅行のツアーで行きたいところっていろいろあって困ってしまいますね。読売旅行での各地の旅行先を調べちゃいましょう。
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プロジェクト・ホテル―奇蹟の再生に賭けた男が創るこだわりのリゾートホテル
窪山 哲雄
プロジェクト・ホテル―奇蹟の再生に賭けた男が創るこだわりのリゾートホテル
定価: ¥1,365
販売価格: ¥1,365
人気ランキング: 38185位
おすすめ度:
発売日: 2002/06/01
発売元: 小学館
発送可能時期: 通常24時間以内に発送


プロジェクト・ホテル
以前NHKスペシャルの「拓殖銀行倒産」の特集で触れられていたホテルであり、番組の最後の閉鎖されるホテルを後に車に乗り込む男(著者の窪山氏であったと思う)の映像が、頭にこびりついていた。本を読んで「ここまで来たのか」って感じである。

このデフレ不況の中、北海道の便利とは言えない土地に本格的なリゾートホテルを営業する。これだけ聞くと成功に疑問符をつけがちになるが、この本を読むと、その顧客、ホテル立地戦略が納得できる。

またホテル経営に関しても、欧米スタンダードを尊重しながら、日本の良さを生かした独自の経営モデルを創り出し、その日本モデルを世に問おうとする著者の気概が伝わってくる。日産のゴーン氏を例にあげるまでもなく、トップの明確な戦略、メッセージにより企業の成功は大きく左右されるものである。多少紆余曲折はあると思うが、これだけ明確な戦略、気概をもつトップの企業(ウィンザーホテル洞爺、2002年6月開業)は、恐らく成功すると思う。

また、果てしない低価格競争で不況に落ち込んでいる日本経済に対して、著者のホテル戦略は不況脱却の一つのモデルを例示しているとも言え、ホテル以外の経営者にも参考になる本だと思う。

更に、リゾートホテルにより疲弊した北海道経済を立て直すという、社会的意義に賭けてホテルを買収したセコムの決断には、これからの企業のあり方を見る思いがする。

興味がわきました。男のプロジェクトに。
大きなホテル、テーマパークプロジェクトを手掛ける作者の
小さなココロの動きが手にとるようにわかり、
そして少しずつ、自分の理想へ近付けるための手段を
分かりやすく、説明された、大変興味ある内容。

長崎のハウステンボスという大きなプロジェクトを
手掛けた作者が、見切りをつけ、
小さなある意味弱いともいえる町だった洞爺湖への

進出を決めることへの執念、ホテル再建へに意気込む、フツフツとした
欲望を現実のものへとしていくサクセスストーリーに、
どんな努力もおしまない
作者の意気込みに感動した。
そして読む側にも意欲を掻き立てさせる内容。

作者の努力の賜物以外何ものでもないことに少しも
おごらず、洞爺湖の素晴らしさをも全面にアピールできている

素晴しい内ようだと思う。

ハラハラドキドキのおもしろさを味わえるホテル再生物語
著者は、ハウステンボス内の大型リゾートホテル“ホテルヨーロッパ”を高級ホテルに育てあげたホテル経営のプロフェッショナルである。
大きな成功を収め、さらなる飛躍の道は数多くあったと思われるが、北海道の倒産ホテルであった「ザ・ウィンザーホテル洞爺」の再生を依頼されると、北の聖湖の魔性に魅入られたかように難事業に突き進んでいく。

ホテルのスポンサー銀行が破綻し、周囲の友人達から反対の声が続くにもかかわらず、組織と事業をゼロから立て直し、全国からお客を呼べるリゾートホテルの確立に向かって挑戦し続けていく。

新スポンサーを得たことから、時間的・資金的余裕を確保できたが、経営の採算をとっていくのは生半可なことではないだろう。ハウステンボスでの窪山マジックは北海道でも通用するのか、ハラハラドキドキ感が高まる。

ハウステンボスのような集客施設はないが、お客は確保できるのか。大規模ホテルであり少数の固定客を得ただけでは採算はとれないだろう。三ツ星レストランの誘致、ホテルスクールの併設、様々なサービスメニューの開発がどこまで評価されるのか。

料金的にはかなり高いし、遠いしすぐにいけるところではないのに、一度訪れてみたい気にはなる。ほかでは味わえない時間と空間を提供できるホテルの雰囲気の中で、ゲスト達が憩い、交流し、安らげる場所なら遊んでみたい気持ちにもなる。
著者のマジックにどこまで酔えるか、確かめに行きたい気にさせる本である。

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