読売旅行のツアーで行きたいところっていろいろあって困ってしまいますね。読売旅行での各地の旅行先を調べちゃいましょう。
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おじさんハワイひとり旅―オアフ島4泊6日のバス・ツアー 超初心者の海外旅行入門
辻村 裕治 定価: ¥480 販売価格: ¥0 人気ランキング: 355416位 おすすめ度: ![]() 発売日: 1999/05/01 発売元: 光文社 発送可能時期: ![]() 著者は普通の会社員だが、たまたま訪れたハワイにはまってしまって、繰り返し訪れている。その5回目の旅の詳細を紹介したのが本書。 ガイドブックではない。ハワイの魅力を紹介する本でもない。海外旅行入門書というのとも違う。本書を読んだからといってハワイに行きたくなるかというと、それも微妙だろう。 では、本書は何なのか。一言でいえば旅行日誌である。ハワイでの4泊6日が細大漏らさず書き留められている。初日の夕食は何だったか、2日目の朝に乗ったバスはどこ行きだったか。そういうことが書いてある。しかも、ハワイでの行動はまったく観光客らしくない。観光地に行くわけではないし、美味しいものを食べるわけでもない。食事はファーストフードばかりだ。 バス・ツアーというのも語弊がある。観光バス・団体バスに乗ったわけではなく、ハワイでの交通手段としてバスを乗りまくっただけである。 しかし、文章には魅力がある。淡々とした気ままな文体で、なかなかスタイリッシュ。 本書がそこそこ売れているのは、日本には熱狂的なハワイファンが数多く存在するからだろう。ハワイものは出せば売れるというのがあると思う。なかでも何度も訪れて観光地もレストランも行き尽くしてしまったし、という人に本書は受け入れられるのだろう。 ハワイものの奥の深さを感じた。 ![]() なんとも普通のおじさん(失礼!ご同輩)による、何でも見てやろう的なハワイ旅行記。 グルメもリゾートホテルも匂わない、なんとも「普通の旅行」だ。この普通のおじさんによる普通の旅行だから、初心者でも楽しく読めるうえ、一人でまたは個人で手配する旅行が始めての人に勇気を与える。 日本人には、個人で手配して海外へ行くことを、パッケージで行くことよりも偉いと勘違いしている旅行者がいる。 確かに個人で手配したほうが自由度も高く、またハプニングも起こりやすいのでリスクも高い。 しかしそれは旅行に対する価値観の違いだけで、偉い偉くないの話ではない。 その点著者は何の気負いもなく、楽しいし、みんなにもできるからやってみれば・・・という気軽なメッセージが伝わってくる。 そんなところがこの本の素敵なところだと思う。ハワイが好きな人は言うに及ばず、旅行好きな人にお勧めします。 PR |
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