読売旅行のツアーで行きたいところっていろいろあって困ってしまいますね。読売旅行での各地の旅行先を調べちゃいましょう。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
おこしやす―京都の老舗旅館「柊家」で仲居六十年
田口 八重 ![]() 定価: ¥1,365 販売価格: ¥1,365 人気ランキング: 193136位 おすすめ度: ![]() 発売日: 2000/09/01 発売元: 栄光出版社 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 ![]() 京都の老舗旅館「柊家」の仲居・田口八重さんの一代記。 仲居の仕事に対する誇り高さと、人情味溢れる人柄が伝わってきます。第二章『忘れ得ぬお客さまの面影』に出てくる人物が、政治家/大学教授/作家/俳優/画家...と豪華で、三島由紀夫/川端康成/林芙美子/チャップリン/アラン・ドロン...に接客しているのが凄いです。月の声さんのレビューの言葉を引用すると、「京都の老舗旅館なんて、本で眺めてあこがれるだけ。一歩中に足を踏み入れても、私なんか場違いで居心地悪そう。そんな思いを吹き飛ばしてくれたのが本書である。」です。川端康成の小説のモデルを断った話は、実に勿体無い事をしたと思います。(著者の田口八重さんも後になって後悔しているし) ![]() 老舗旅館を切り盛りしてきた名物仲居さんのお話。この世界に入ったきっかけ、貴重な文化人との出会いなどさまざまな物語が語られており、文化人達の一面をみることができる。読みやすいため気楽に読むことができます。老舗旅館ならではのしつらい、伝統の行事、京都の歳時記、柊屋の写真などがあればもっと楽しめる一冊になったのではないかと物足らないところも。 著者の仕事へのあつい想い、もてなしへの愛情など学ぶところの多い一冊ですね。 ![]() 京都の老舗旅館なんて、本で眺めてあこがれるだけ。一歩中に足を踏み入れても、私なんか場違いで居心地悪そう。 そんな思いを吹き飛ばしてくれたのが本書である。まず、京都を代表する柊屋の仲居である著者が岐阜県の出身で京都の生まれでないところが妙に嬉しい。そんな著者が京都弁をマスターし、京女の心意気を習得し、おそらく岐阜の素朴さを持ち合わせてお客と接している。このバランスが最高なのである。日本人が持つ京都への憧れ、旅館に期待する寛ぎ感、それを体現した仲居さんだ。 接客の仕事をする人にも是非おすすめする。 PR |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(02/07)
(09/02)
(08/31)
(08/30)
(08/29)
ブログ内検索
|